こちら庄内平野ど真ん中の人間。庄内の自然豊かで芳醇な文化、人々の暮らしを気ままにつづっています。
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智恵子の愛した安達太良の青い空

ふるさと阿武隈川


智恵子は東京に空がないと言ふ、
ほんとの空が見たいと言ふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切つても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。

<高村光太郎 『智恵子抄』>

 この詩は昭和3年に発表されている。智恵子は東京に馴染むことが出来ず、たびたび実家に帰っていた。智恵子は、福島県の大きな造り酒屋の長女として生まれ「お嬢様」として育てられ東京の大学へ進学し、卒業後は画家として創作活動を行うが落胆の日々であった。
 夫の高村光太郎によれば、智恵子は素描にはすばらしい力を発揮したが、油絵の具を十克服出来なかったのだという。

「東京に空がない」という智恵子の「あどけない話」として、この頃は光太郎は受け止めていたのだろうか。
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【2006/07/31 21:05】 | 東北
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物は乏しいが空は青く雪は白く、
林檎は赤く、女達は美しい国、
それが津軽だ。
私の日々はそこで過ごされ、
私の夢はそこで育まれた。

石坂洋次郎 昭和49年9月


岩木山に向かって・・


 同じ青森出身でも、太宰治は津軽の暗さをを、石坂は津軽の明るさを代表する作家という。
 しかし、そうであろうか。
 本人は、受賞の言葉の中で「見た目に美しいバラの花も暗いじめじめした地中に根をはわせているように、私の作品の地盤も、あんがい陰湿なところにありそうだということである・・」と。

弘前市リンゴ公園の中央部、リンゴの家近くに岩木山に向いて、文豪石坂洋次郎の文学碑が立っている。

【2006/07/29 11:01】 | 東北
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地下鉄の入り口のところの公園

森の中にのっぽビルが並ぶ

 

俊介は桜の青葉から稔に目を移し、じつに慨嘆に耐えないといったような口吻(くちぶり)で、「この土地の訛りは間が抜けているねぇ」「そ、そうすか?」「ありがとうございます」を『ありがとうござりす』、行きますかを『行きすか』、飲みますかを『飲むすか』、なんでもまを抜くんだね。」「だから間が抜けていると言ったのさ」
<井上ひさし 「青葉繁れる」>


杜の都仙台を舞台とした高校生5人組の青春小説。仙台で高校生活を送った井上ひさしの自伝的青春小説になっている。古き良き時代の雰囲気を醸しだし、今では考えられないくらいみんなのびのびと過ごしている。方言もここちよくユーモア満載の小説である。
仙台は杜の都と言われるだけあって、ケヤキ並木、イチョウ並木の街路樹が続く。 また、駅前にはこんな公園もあり、人々の憩いの場になっている。

【2006/07/27 21:14】 | 東北
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気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗ってゐる小さな列車が走りつづけてゐたのでした。ほんたうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座ってゐたのです
<宮沢賢治「銀河鉄道の夜」>

「銀河鉄道の夜」の主人公、孤独な少年ジョバンニは、川岸でまどろむうちに親友のカムパネルラとともに銀河鉄道に乗り、さまざまな星座を旅する。そこでの多様な体験を通してジョバンニは「みんなのほんたうのさいはひ」を求める決心するのだが・・。
ライトアップされている

 東北新幹線新花巻駅から各駅停車で約30分。旧宮守村に架かるJR釜石線の「めがね橋」は、鉄筋コンクリート造りの半円アーチが5つ連なる。この景観は、そのまま「銀河鉄道の夜」のイメージと重なり、人々を夢の世界へと誘う。春、夏、冬にそれぞれ1カ月ほどライトアップされ、ファンタジックな世界へ人々をいざなう。

【2006/07/24 06:27】 | 東北
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赤煉瓦に目をひかれる

広さにおどろき

洋間もある


「実に凡俗の、ただの田舎の大地主というだけのものであった。父は代議士にいちど、それから貴族院にも出たが、べつだん中央の政界に於いて活躍したという話も聞かない。この父は、ひどく大きい家を建てた。風情も何も無い、ただ大きいのである。間数が三十ちかくもあるであろう。それも十畳二十畳という部屋が多い。おそろしく頑丈なつくりの家ではあるが、しかし、何の趣きも無い。」
<太宰治「苦悩の年鑑」より>」


 青森ヒバを使った入母屋作りのこの建物は、明治40年に太宰の父、津島源右衛門によって建てられ、その2年後に太宰は生まれている。工事費は、当時で約2万円(現在では推定12億円)。
 まず、入って驚くのは、玄関土間の広さで25㍍はあろうと思う。我が家ならこの土間と同じくらいかなと眺めてしまう。この土間には、秋の収穫期には、小作人が持ち込む米俵が山のように積まれたという。さらに見逃がせないのが、館を囲む頑丈なレンガ塀だ。これは、小作争議に備えた父源右衛門の用心深さが伺える。
 その後の太宰の生き方、作風はこの生誕の地で形作られたことがはっきりと感じられる・・・。

【2006/07/22 06:36】 | 東北
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本町亭

フライが最高


 京都の名所巡りは結構しんどい。こちらは地理不案内だし、散策のロス時間がある。そして、これからの季節は暑くて体力の消耗も激しい。
東山七条界隈は京都のなかでも最も国宝、重要文化財が集中する地域。三十三間堂、豊国神社、そして坂道も多い感じ。
 こういうときには元気の出るものをいただきたい。こうした期待にこたえるとっておきのお店が本町通七条下るにある洋食の「本町亭」。創業が昭和12年というから、京都では中堅格のお店。気取りのない下町の洋食屋さんである。
 わたしのお気に入りは、2種類の料理を選べる「ペアランチ」というもの。
 トンカツ、ビフカツ、ハンバーグ、エビフライなど10種のうち2品を選び、サラダ、味 噌汁、香の物、ごはんで1100円。
 さあ、お腹をいっぱいにして、京都国立博物館、養源院、妙法院などを巡るのもいいのではないでしょうか。

【2006/07/19 21:42】 | わたしの京都
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玄関さきのちまき

食べられる「ちまき」出現


 祇園囃子の心地よい音色が響く中、「ちまき」が鉾のすぐ横で販売されている。祇園祭の「ちまき」は、ササを編んだ厄よけのお守りである。
 それを知らずに買った観光客は、まわりのササをはぎとり、変わり果てた「ちまき」が散らかっていることもあるという。
 「ちまき」とは民家の玄関先に飾り、これからの1年の無病息災をお祈りするもので、京都の人達は、これから1年病気や災難から家庭を守るため玄関先に飾り、そしてまた翌年の祇園祭で新しい「ちまき」と取り替えるのが習わしになっている。多くの玄関先には「長刀鉾」のちまきを目にするが、これは疫病退散という意味合いがある。
 祇園祭の発祥時からこの意味合いは守られてきたのだが、食べられる「ちまき」の販売されたことで、今後は「ちまき」を食べて体内から厄よけというふうに変わっていくことになるのだろうか。

【2006/07/16 16:05】 | わたしの京都
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祇園祭は14日、宵々々山を迎えた。
 四条通界隈には山鉾32基がすべてそろい、夕方から歩行者天国となり、本番を待ちきれない見物客で賑わい熱気を帯びていた。




【2006/07/15 05:34】 | わたしの京都
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 京都の夏は、祇園祭一色。あちらこちらから「コンチキチン♪」の祇園囃子(ぎおんばやし)が聞こえてくる。
 夏の京都では、祇園祭を「はも祭」と呼ぶくらい「はも料理」をいただく。
京の夏を乗り切るにはこれが一番。はもは食欲の落ちてしまうこの暑い京都の夏には持ってこいの食材なのである。くせのない上品な味のはもは、さまざまな料理で楽しむことが出来る。お造りにしてよし、酢の物にしてよし、焼いてよし、揚げてよし、しゃぶ鍋にしてよし・・。
すずしげなはもおとし

 しかし、はもはたくさんの小骨がついているので、皮を下にして、身のほうから細かく包丁を引いていく「骨切り」をしなくてはいけない。まさに京都の料理人や魚屋の腕の見せ所になっていて、身と骨は切っても皮は切らないという。
 「おとし」で食べるのが手軽である。おろしたはもをお湯に入れる。とたんに皮が縮み、骨切りした身の部分が開いて丸くなる。さっと氷水に通して身を引き締め梅肉、わさび、芥子酢味噌(からしすみそ)、ポン酢などがあう。

 はもは見た目にも涼しい、京の夏料理なのである。

ご訪問ありがとう!!一日一回クリックを

 


【2006/07/10 23:17】 | わたしの京都
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いい仕事をいただきました。ちょっと更新まで時間がかかりそうです。 しばらくそちらに本腰を入れます。訪問時は足跡などと短く残していただければ、先方デスクよりコメントを返すようにします。
更新は、ますますおくれていくでしょうが、がんばっていきます。
ご理解いたたくとともに、毎日の応援をお願いします。

今後とも、応援足跡をお願いします。
 



【2006/07/09 05:53】 | 諸々雑感
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 大坂城は、秀吉の築城以来、数々の戦災で姿を変えたり、また、落雷によって焼失するなどして天守閣のない時代が長く続いていた。
 昭和3年(1928)関一大阪市長が、昭和天皇の即位を祝う事業として、大阪城天守閣の復興を、当時復興費150万円(現在の約750億円に相当)は、市民からの寄付でまかなう計画を立てた。
 時代は不景気であったが、住友吉左衛門氏の25万円を筆頭に最低10銭までの市民の寄付が続々と集まり、わずか半年で目標の250万円を達成したと聞く。
金色の鯱 こうして昭和6年、地上55m、5層8階、最上層の屋根の(しゃちほこ、高さ2.19㍍)勾欄下で伏虎(ふせとら、高さ1.5㍍、幅3.3㍍)をはじめとして、いたるところに黄金の装飾が施されて、燦然と輝く大阪城天守閣が266年ぶりによみがえった。 現在も平成の大修理を経て、獲物を狙うするどい眼光を放ち大阪に睨みを利かせている。

訪問ありがとう!!一日一押し

 


にらみをきかせる伏虎レプリカ

【2006/07/08 21:14】 | 伝統・文化
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 日本全国、梅雨のど真ん中にいる。
 さて、こんな贅沢品はどうだろうか?
「雨垂れ石を穿つ」という。
長い雨樋になっているのは金箔貼りを保護するためである。下の屋根に雨だれが落ちていくのを防いでいるのである。金色の光を放っているこの雨樋は、世界遺産・金閣には無くてはならない品である。
 この豪奢な雨樋は、金閣の秘密である。

みなさんの元気を!!一日一押し

 



金閣のひみつ

それは雨樋にある




【2006/07/06 04:28】 | 諸々雑感
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 京都には「九条ねぎ」「聖護院大根」「賀茂なす」など、地名が付いた野菜があり、これらは「京野菜」と呼ばれている。この栽培の歴史は古く、中でも「九条ねぎ」は、和銅年間から栽培されていたという記録があり、約1300年の伝統野菜である。
 京都には都がおかれていたことからたくさんの野菜が集まってきた。千枚漬けで有名な「聖護院かぶら」は近江の国が、「聖護院大根」は尾張の国が原産という。「たけのこ」は中国から、かぼちゃは早くからカンボジアから集まってきたもの。そういったものが、京都の水、畑の土、夏は暑く、冬は寒いという京都の風土で段々と独自の進化をたどってきたのが「京野菜」である。しかし、「郡(こおり)大根」「 東寺かぶ」は、残念ながら現在は種がとぎれて絶滅してしまった。

 今、京の店をのぞくとまんまるでずっしりとした「賀茂なす」が並んでいる。紫色がとても色鮮やかである。京都の上賀茂神社の辺りで独自に発展してきた賀茂なすは、普通のなすの倍以上の水と肥料を必要とするということで、その栽培は難しい。
 アツアツに焼いた賀茂なすにとろりと味噌だれをかけて食べる「田楽」の美味しさと食べ応えはその右にでるものはないほどである。
どっしりとして重い!


忙しくても一日一押し!!

 



【2006/07/04 04:25】 | わたしの京都
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 甘春堂東店(かんしゅんどうひがしみせ)は、京都、豊国神社のすぐ前にある和菓子と喫茶のお店。
古い店構えにのれんが映える

 のれんに染められた「創業慶応元年」に老舗としての風格を感じる。
 店の1階では菓子職人が和菓子作りに取り組んでいる。職人たちのあざやかな指さばきにはついみとれてしまう。
 京の粋なお菓子といえば、御干菓子。色あざやかで、まるで自然界のミニチュアと言っていい。ほかに、生菓子、焼き菓子、甘納豆などと豊富である。

 2階喫茶室「茶房 撓(しほり)」は落ち着いた雰囲気である。
「ここの善哉を食べたら他では 食べられへん」と言われる。ほかにも「抹茶パフェ」や「くずきり」「京あずきどうふ」等が散策の疲れを癒してくれる。
 お菓子でできた抹茶茶碗『茶壽器』(ちゃじゅのうつわ=1785円)はめずらしい。見た目からは本物の茶碗との違いが全くわからない。3、4回はこの器でお茶を点てることができ、お茶を楽しんだ後は割って干菓子として味わえるという。
本物そっくりの器

 手みやげとして持ち帰り早速薄茶をいただいてみた。茶碗に抹茶の香りがしみこみ、ニッキの香りが心を和ませてくれる逸品である。
一度ためしてみたいと思う人、そうでない人も一日一押し!!

 


1個から購入できる

【2006/07/01 19:52】 | わたしの京都
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