こちら庄内平野ど真ん中の人間。庄内の自然豊かで芳醇な文化、人々の暮らしを気ままにつづっています。
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 会津地方の伝統産業と言えば「」。桐は、温暖な気候では病害虫の影響を受けやすいが、会津盆地のような寒冷な気候では生育が良いとされる。さらに、会津は雨や雪が多く土壌も豊かなために、年輪もしまり美しい木目をもつ桐に成長する。家具に加工しても見た目が美しく材質もよく超高級品である間もなく花の季節がくる
 昔から、「女の子が生まれると庭に桐の苗木を3本植えよ」と言われていた。桐の生長は早く、娘が成長して二十歳で嫁入りするとしても、15~20年経つと成木となり3本の桐があれば、その材料で桐タンス長持ちを作ってやり嫁がせたという。桐は家具材に適すると同時に成長が早く育つことからこうした風習が根付いたのでしょう。
 また、火事のときに桐タンスは黒焦げになったが、中の着物は無事だったという話もある。これは、桐は火にも水にも強いという特性からである。
 1つ目は、桐は着火点が高いので、表面が焦げても中まで火がまわるのに時間がかかる。2つ目は、他の木材に比べ吸水性に優れるので消火の水を直に吸収する。たくさんの水を含むと当然燃えにくくなり、同時に木が膨張するので引出しや扉の隙間をふさぎ、内部に消火の水が入るのを防いで大切なモノを守ってくれる。昔から、「火事になったら桐タンスに水をかけろ」と言われてきたのはこうしたことからで、桐という素材を知り尽くした先人達の知恵である。タンスの他にも高級な美術工芸品を収める箱に桐が使われるなど、自然のエアコンディショナーとしての機能に先人達が早くから気づいたことが、ここ会津に桐文化を根付かせてきたと言える。

みなさんのおかげです








【2006/04/23 09:49】 | 東北
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