こちら庄内平野ど真ん中の人間。庄内の自然豊かで芳醇な文化、人々の暮らしを気ままにつづっています。
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 芭蕉は、「奥の細道」の中で松島の句を残していない。

 それは、『絶景にむかふ時は、うばはれて不叶』であり、松島では、「扶桑(=日本)第一の好風」をまのあたりにし、感動の余りに句が作れなかった。また、芭蕉らしく、絶景の前では黙して語らずと句を示さなかったとする見方もできる。日本三景
 しかし、「奥の細道」には収められてはいないが、芭蕉の句に「島々や千々に砕きて夏の海」という松島を詠んだものがある。
 「蕉翁全伝附録」には「松島は好風扶桑第一の景とかや。古今の人の風情、この島にのみおもひよせて、心を尽くし、たくみをめぐらす。をよそ海のよも三里計にて、さまざまの島々、奇曲天工の妙を刻なせるがごとく、おのおの松生茂りて、うるはしさ花やかさ、いはむかたなし。」と前書付きに残している。千々の島々が目の前に

 やはり、松島のすばらしい自然を前にした、あまりの大きな感動に自分の筆が及ばなかったとのことで、推敲の段階でこの句を意図をもって外したのでしょうか。


【2006/05/29 06:39】 | 奥の細道
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