こちら庄内平野ど真ん中の人間。庄内の自然豊かで芳醇な文化、人々の暮らしを気ままにつづっています。
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 かつて秋田県象潟(現在のにかほ市)は、鳥海山から噴出した泥流が海水の浸食で削られ、入り江状の潟に大小の島々が浮かんで、日本三景のひとつの松島と同様に風光明媚なところと言われていました。
 その様子が、松尾芭蕉が記した奥の細道には次のように記されています。

江の縦横一里ばかり、おもかげ松島に通いて、また異なり。松島は笑うがごとく、象潟は憾むがごとし。寂しさに悲しみを加へて地勢魂を悩ますに似たり。
  象潟や雨に西施がねぶの花
  汐越や鶴脛ぬれて海涼し



 ところが、芭蕉の訪問から120年余りのち、推定でマグニチュード7.1の「象潟大地震」で地盤が2.4mも隆起して、天下の名勝は一夜にして陸地になってしまったのです。
 潟は失なわれて、今では田植え前、水の張った水田に写る島々や写真のように上空よりの写真に、当時の姿を見ることができます。
今の九十九島

tukumo
   下の写真は、にかほ市の観光課より借用

【2007/08/26 07:37】 | 諸々雑感
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